今日から始めるセルフリンパマッサージのやり方

顔のたるみを引き締めるリンパマッサージ

年齢が高くなってくるとどうしても感じてしまうのが顔のたるみです。
肌内の水分量が年齢とともに低下してくると、どうしても顔全体が重力に負けて垂れ下がってくるように見えてきてしまいます。

顔のたるみが起こるのは顔内部の皮膚新陳代謝が滞ってしまうからであり、皮膚細胞が生まれてから古い角質となって剥がれ落ちるまでのサイクルである「ターンオーバー」のスピードが遅くなることが関係しています。

皮膚細胞の新陳代謝を行っているのは体内を流れているリンパ液です。
皮膚の表面から2mmほど内部に張り巡らされているリンパ管は常にリンパ液を体中に運ぶ役割をしており、活発に流れが起こることで老廃物を運び出し新しい細胞を活性化させます。

リンパ管は血管から漏出した血しょうの一部が細胞間に入り込んだものなのですが、血流とは循環機関が異なり心拍数と関係なく筋肉収縮によって循環していきます。

ですので、全身の筋肉量が低下してくるとリンパの流れも滞るようになり、全身の老化現象が促進されてしまいます。

リンパ液の流れを良くするためには、多く流れがある箇所の筋肉を鍛え動きやすい環境を整えることが大切です。
またリンパ液は人の体の免疫力を司るため、流れが滞ると風邪など感染症に起こりやすくなります。

そのためリンパ液の流れが遅くなりがちな30代くらいから、意識してリンパの流れをよくするためのマッサージが勧められます。

定期的なリンパマッサージは顔のたるみやシワを取り除くだけでなく、むくみの解消や肌荒れの防止にもつながるので、早いうちから習慣にしていきたいところです。

リンパの流れを促すツボを覚える

リンパ液の流れは全身均一ではなく、要所要所に多く流れるポイントがあります。
全身の大まかな流れは体の中心を下から上に向かって流れ、体の外側では上から下に下りていくという循環です。

また東洋医学でおなじみの体の「ツボ」もリンパ液の流れを促進するものであり、全身にあるツボ押しをしていくことで代謝状態を良くできます。

リンパの流れを良くするためのツボとして、「鎖骨」「頸部」「腋窩」「腹部」「鼠径部」「膝窩」が代表的です。

これはそれぞれ「首元」「耳の後ろ」「脇の下」「お腹」「股関節の付け根」「膝」の部分にあるもので、順番に押していくことでリンパ管によい刺激を与えられます。

セルフリンパマッサージではまずこのツボの部分をしっかりおさえ、ツボを強めに押していくようにしましょう。

顔の部分においてはマッサージオイルやローションを使用し、顔の内側から外に向かって額、目元、頬をなでていくようにすると顔の内部のリンパ管を刺激することができます。